2011年5月17日火曜日

“プログラマの権利宣言”を考える

たまには真面目な話題にするか~ということで、
プログラマの権利宣言について考えてみることにしました。

Jeff Atwoodさんが提唱したもので、
青木靖さんが日本語訳を行って公開されています。
プログラマの権利宣言

  1. すべてのプログラマは2つのモニタを持つ権利を有する
    自分はよくプリンタホルダーをモニターの横に配置しています。
    まあこれがあると、設計書を見ながらコーディングしやすいわけです。
    しかし所詮は紙なので、ページをめくるのが面倒でしょうがないです。
    きっとデュアルモニターならさらに効率が上がるのかもしれません。

  2. すべてのプログラマは高性能なPCを持つべきである
    一昔前、カーネルコンパイルに1日かかったという話をよく聞きました。
    自分の適当なプログラムでも、分単位でかかることがしばしばありました。
    今はどうでしょう?
    行変更ごとにコンパイルが走るのすら一般的になっています。
    エラーのフィードバックは瞬時に行われ、
    後からまとめてコンパイルするよりもはるかに修正しやすいです。
    これは単純な時間短縮以上の効果を持っています。
    筐体がパーテーションに見えるようなサイズを買っても、
    決して損ではないと信じています。

  3. すべてのプログラマはマウスとキーボードの選択の権利を有する
    まずはマウスの話から、
    マウスはあまり高いのは買いませんが、
    最低でも光学式でホイールが付いているものは買っています。
    特にホイールが無いのは今となっては致命的です。
    中クリックでできることを知ってしまうともう戻れません。
    ただし、5ボタンマウスは誤操作が増えるのでやめました。
    おそらく5ボタン好きもいるでしょうし、選択できるのはいいことです。

    次はキーボードです。
    こちらはちょっと高いのでお気に入りのがあります。
    Filcoブランドのキーボードで、5000円前後するモデルです。
    何軸かは忘れましたが、“カチッ”という確かな手応えが大好きです。
    初めてキーボードショップで触れたときは、その感触に感動を覚えました。
    ただし壊れるのが早く、すぐに1000円の予備に切り替わります。
    そのときのモチベーションは言うまでもありません。

  4. すべてのプログラマは快適な椅子を持つべきである
    冗談抜きで、安い椅子はおしりが痛くてしょうがないです。
    手頃の値段のものは、ひと月くらいで身体の節々が疲れてきます。
    ちょっと値段の張ったものは、デスノートのL座りして使っています。
    アーロンチェアについては、座ってみたい憧れです。
    (そのうち中古でも買おうかな?)

  5. すべてのプログラマは高速なインターネット接続を持つべきである
    ええ、なきゃ困りますとも!
    普段触り慣れないものであればなおのこと。
    本の方が良くまとまっているのは事実です。
    しかし世の中には、本を買うまでもない調べごとが塵のように存在します。
    インターネットはダイソンの掃除機のようなものです。
    集まった塵の中から、プログラマは宝石を探し出してデコレーションします。
    そんな便利な掃除機があるのに、今さらちりとりやほうきを使うのですか?

  6. すべてのプログラマは静かなる仕事環境を持つべきである
    自分は自宅であっても静かな環境ではありません。
    自作PCのファンの音は、サーバールームと間違えられるほどだからです。
    きっと仕事場よりも作業ができないのは、この騒音ではないでしょうか。
    次に買い換えるときは、自作水冷式にチャレンジするとしましょう。

  7. (個人的な追加)すべてのプログラマは私服で出勤しても構わない
    別にスーツが良い人を止めはしませんが、
    せめて私服を選ぶ権利は与えられてほしいものです。
    今の仕事場は休日出勤時は私服が許されているのですが、
    明らかに生産性が違うのはここだけの秘密です。
    なんで高い服を買ってまで生産性を下げたいのか…永遠の謎です。
    (いや、ピープルウェア読んで知ってますけどね。)
…本当、プログラマを雇う経営者って無駄遣いが好きなんでしょうね。

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