2013年6月14日金曜日

半世紀前より稚拙なセキュリティ

もうすぐ今やっているプロジェクトが終了するのですが、
このプロジェクトにはひとつ面白い点が存在しました。

それはプロジェクトの名前がまったく関係の無い単語で、
いわゆるコードネームになっていたところです。

まあ全く使われていなかったんですけど、
もっと流行って使われるようになって欲しいとは思います。



その理由をお話しする前に、
皆さんは"大脱走"という映画をご存知でしょうか。

捕虜収容所からトンネルを掘って脱出を図るお話しなのですが、
トンネルに人物の名前でコードネームを付けていたのです。

人物名なので、
怪しまれることなく堂々と話すことができます。

これにより秘密を保ちながらも、
円滑に作戦について話し合うことができたのです。



これと同じことを、
現代でも応用することができるわけです。

プロジェクト名を全く関係のない名前にしてそれを共通認識にすれば、
いちいちX社の案件などと気をつけて話すよりずっと効果的です。

今回のプロジェクトは外で話す機会が無かったので効果が薄かったですが、
おおよそのプロジェクトでは役に立ってくれるでしょう。

いつも何で実施しないのかと不思議に思っている次第です。



セキュリティは人間側の対策も重要なんて言われていますが、
だったら精神論だけではなくこうした具体的な対策を立てて欲しいものです。

人間側の対策は半世紀前より退化しているなんて、
そんなの絶対おかしいよ!

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