2013年7月10日水曜日

帳票は出力であって入力には不利なのではないか

仕事上、何らかの帳票との連携を行うソフトウェアを見ることがあります。

そのたびにいかにも使いにくそうなGUIに顔をしかめてしまうのですが、
それがどうにも帳票の発想から来ているのではないかと感じるようになりました。

一番顕著だと思うのは、
固定サイズのウインドウにこれでもかとボタンやテキストボックスを詰め込むデザインです。

その見た目は背景色さえ変えればいかにも帳票そのものです。

確かに、
画面の大きさに対しての情報量はこの方が多いと言えます。

しかしそれは読むときの話であって、
何か入力しなければならないときは逆に窮屈に感じます。

例えば可変の件数でデータ入力する必要があったとしたら、
画面枠の都合で3件までしか入力できないなんてことが起こります。

そして4件以降も入力可能にする必要が発生したとき、
画面をぐちゃぐちゃにいじってねじ込まなければいけません。

ここら辺はExcelでも同じでしょうか。

画面の枠ではなくてページの枠に切り替わりはしますけどね。

まあ何が言いたいかといいますと、
帳票はPDFとかあまり編集が効きにくい形式で出力することにして、
その他の部分で帳票を匂わせる設計はあまり行わない方が良いということです。

入力と出力(帳票)は別!
切り離して考えろ!
※帳票の要件が極めてシンプルな場合を除く

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