前に“本当にまずいこと”を書いたので、
今度はその逆について考えてみようかと思いました。
まあ技術系なら色々知っていること≒すごいことなわけですが…
本当にすごいことは
「必要な概念を使いこなせる」
ってことなんだと思います。
結局プログラミングの歴史は抽象化の歴史です。
参考書に書いてあることは、抽象化の例として具象化されたものです。
そこから抽象化された概念の本質を見極め、
実際に使いこなせる(ソフトウェアにできる)ことがすごいことなんだと思います。
オブジェクト指向で動物を例にすることが酷評されているのが見受けられますが、
抽象化のレベルで言えばより本質に近い説明ではないかと思います。
実際の業務コードで説明されるよりも本質の概念に近い位置に見えます。
そしてそれは著者にとっての正しいガイドなのではないでしょうか?
つまり少し抽象的な説明は一定のレベル以下を蹴落しはしますが、
一定のレベル以上の理解を助けてもいるとも言えるわけです。
(そのレベルが先天的なのか後天的なのかは永遠のテーマということで。)
そういう意味では、
絵画の技法集より親切かつ残酷といえるかもしれません。
…相変わらずのイミフ文ですが、まあ誰も見てないしいいか。
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