World of granshe.が今月いっぱいで無期限更新停止となります。
個人的に文体が気に入っていたブログなだけに、
残念でなりません。
その引退間際の記事の中に、
こんな一文がありました。
自分は、作品としてのWebが好きなだけで、商品としてのWebに興味がないんだ、ということが、わかりました。
この一文に自分を重ねてしまうクリエーターは、
果たしてどのくらいの比率で居るのでしょうか?
確かに人間には承認欲求というものがあります。
人気が出たり売れたりするのはまさに承認されていることの証明であり、
それを原動力とされるクリエーターの方も多くいらっしゃいます。
でも、でも、それはクリエーターの最上位欲求とは限らないのです。
例え誰に認められることが無かろうと、
自分の写身である作品の完成度を上げる方が大事であることもまた多いのです。
認められればそれに越したことは無いのですが、
認められるよりも満足のいく作品を創造する方がもっと大事なのです。
クリエーターがそうであるべきとは言いませんが、
そういうクリエーターも存在していることは理解して欲しいです。
ゆーりさんには仕事とは関係なく、
自分が求める最高の作品をいつか公開して欲しいと思いました。
(そしてそれはそのまま自分へのブーメランでもあるのですが。)