プログラミング言語には、
実に様々な種類があります。
プログラミングを学び始めた人間から見れば、
そのうちのひとつを習得するだけでも大変なことです。
まるでフルマラソンでもしてきたかのようです。
そんな人達に新しいプログラミング言語の学習を迫っても、
まあ無茶な話です。
しかしその一方、
上級者にもなるとプログラミング言語の変更はそこまで大事では無くなります。
iPhoneが気に入ればObjective Cが初めてでも気にせず開発を始めます。
Google App Engineでクラウドの練習を始めるのであれば、
軽い気持ちでPythonを始めようという気になります。
これは、
いくらなんでも差がありすぎやしないでしょうか。
自分のささやかな経験から語らせてもらうと、
学習速度を上げる学習をしているからではないでしょうか。
簡単な言葉に言い換えれば、
*基礎*ってやつです。
プログラミング言語の背景には、
その骨格を成す共通の要素があります。(例えばλ計算とか)
上級者たちはその一見役に立たなそうな*基礎*の重要性を悟り、
逃げずに立ち向かった結果成長したのです。
それは今すぐ役立つものではないのですが、
長期的な視点に立つと極めてハイリターンな投資です。
この投資を終えた頃には、
新しいプログラミング言語を習得するのはご近所の散歩レベルになっています。
(まあ極めるとなると話はまた違うんですけどね。)
最近は様々な面でプログラミングのハードルが下がっていますが、
*基礎*の重要性を崩すには至っていません。
少なくともプログラミングを仕事にするのであれば、
学習速度を上げる学習をして然るべきではないでしょうか。
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