技術者としてあの本にたどり着いていないのはまずいと毒づく日々ですが、
同時に体系化されていないとも日々感じてます。
今のままだと「じゃあ何を読んだら良いの?」という質問に対して、
数十冊くらいの専門書をまとめて渡して、
「これ全部でもまだ足りない」と答えてしまいます。
確かに極めるにはまったくもって足りないのですが、
最初の一歩を踏みだそうとする人にはあまりに酷な宣告です。
「○○に対してはこれから読め」と言える形に変えるべきでしょう。
これは草案以下の一覧ですが、
こんな感じなのはいかがでしょうか?
あくまで*原典*であることを重視しているので、
難易度は多少置いてけぼりにしています。
難しいならその本を読めるまでスキルツリーを伸ばさないと、
スタートラインにすら立てないというスタンスで行きましょう。
(うわぁ、ということは自分もあの本もこの本も…うごごご…)
あ、あくまでソフトウェア業界視点だということを補足しておきます。
項目
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書籍
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プロジェクト管理 | 人月の神話 |
構造化プログラミング | 構造化プログラミング |
デザインパターン | オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン |
コーディング | CODE COMPLETE |
関数型言語 | 計算機プログラムの構造と解釈 |
アルゴリズム | The Art of Computer Programming |
コンパイラ | コンパイラ―原理・技法・ツール |
マーケティング | キャズム Ver.2 |
イノベーション | イノベーションのジレンマ |
リスク管理 | ハインリッヒ産業災害防止論 |
とりあえず10分で思いつくものを10冊挙げてみました。
こんな形の表を推敲していくことで、
何か体系化の萌芽みたいなものが見えてくるのではないでしょうか。
※というか、ハインリッヒ産業災害防止論はどこで買えるのだろう。(絶望)
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