なぜか心奪われる歌たち

ゲームで使用される歌というものは、
ときにそのゲームを象徴するものとなり得ます。
歌を聞くだけでゲームの中の様々なシーンが頭の中をよぎり、
ゲームを遊ばなくともコントローラーを手に取り、
その世界に舞い戻ったかのような錯覚さえ覚えます。

しかし自分の場合どういうわけか、
そのゲームを遊んだことがないにも関わらず、
心に深く刻まれる主題歌というものが何曲か存在します。
今日は久しぶりにその歌たちを聞き返したので、
考察の意味もかねて筆を取ることにしました。

Lights～遙かなる旅立ち～

魍魎戦記MADARA2のイメージソングです。
この曲を知ったきっかけはCMでした。
CMならたった15秒という短さだったはずですが、
ずっと心の中に残り続け、
大人になって魍魎戦記MADARAという存在を再発見するきっかけになりました。

歌の感想はこの世ならざる幻想的な雰囲気が特徴的でした。
どこか別の世界へ誘われるような錯覚を覚えます。

Restoration ～沈黙の空～

BALDR SKY Dive1のオープニング曲です。
一応18禁ゲームなのでご注意ください。
おそらくどこかで聞いたのだと思いますが、
いつどこで聞いたのかははっきりしません。
ただ心の中のどこかでは残っていて、
いつの間にか口ずさんでしまう、そんな歌です。

この曲は誘われるというより、
どこか遠くを眺めているような気分になります。
そのどこかへ一歩一歩確実に歩き出すような、
決意のようなものを感じます。

どんなときでも、ひとりじゃない

WILD ARMS 2nd IGNITION Disk1のオープニング曲です。
確実ではないのですが、
何かのゲームの歌の特集で聞いたのかもしれません。
時期的に世代ではあるのですが、
そのくらいのときはファイナルファンタジーの方に熱を上げていたので聞いていないと思います。
確かにはっきり記憶には残るのですが、
最近になって聞き返すまでは単に良い曲という印象しかありませんでした。

しかし今日聞き返すと、
ただひたすらに涙が止まりませんでした。
今日一日で１年分の涙を流してしまったかもしれません。
年を重ねることで何か琴線に触れるものができたのか、
改めて心に楔を打ち付けられたかのようです。

一体何がそこまでの涙を誘うのでしょうか？
そういえばPSアーカイブスがもうすぐ終了してしまうそうですね。
もしかして、ゲームをプレイしてみれば何かわかるかも…？