プログラマの権利宣言について考えてみることにしました。
Jeff Atwoodさんが提唱したもので、
青木靖さんが日本語訳を行って公開されています。
「プログラマの権利宣言」
- すべてのプログラマは2つのモニタを持つ権利を有する
自分はよくプリンタホルダーをモニターの横に配置しています。
まあこれがあると、設計書を見ながらコーディングしやすいわけです。
しかし所詮は紙なので、ページをめくるのが面倒でしょうがないです。
きっとデュアルモニターならさらに効率が上がるのかもしれません。
- すべてのプログラマは高性能なPCを持つべきである
一昔前、カーネルコンパイルに1日かかったという話をよく聞きました。
自分の適当なプログラムでも、分単位でかかることがしばしばありました。
今はどうでしょう?
行変更ごとにコンパイルが走るのすら一般的になっています。
エラーのフィードバックは瞬時に行われ、
後からまとめてコンパイルするよりもはるかに修正しやすいです。
これは単純な時間短縮以上の効果を持っています。
筐体がパーテーションに見えるようなサイズを買っても、
決して損ではないと信じています。
- すべてのプログラマはマウスとキーボードの選択の権利を有する
まずはマウスの話から、
マウスはあまり高いのは買いませんが、
最低でも光学式でホイールが付いているものは買っています。
特にホイールが無いのは今となっては致命的です。
中クリックでできることを知ってしまうともう戻れません。
ただし、5ボタンマウスは誤操作が増えるのでやめました。
おそらく5ボタン好きもいるでしょうし、選択できるのはいいことです。
次はキーボードです。
こちらはちょっと高いのでお気に入りのがあります。
Filcoブランドのキーボードで、5000円前後するモデルです。
何軸かは忘れましたが、“カチッ”という確かな手応えが大好きです。
初めてキーボードショップで触れたときは、その感触に感動を覚えました。
ただし壊れるのが早く、すぐに1000円の予備に切り替わります。
そのときのモチベーションは言うまでもありません。
- すべてのプログラマは快適な椅子を持つべきである
冗談抜きで、安い椅子はおしりが痛くてしょうがないです。
手頃の値段のものは、ひと月くらいで身体の節々が疲れてきます。
ちょっと値段の張ったものは、デスノートのL座りして使っています。
アーロンチェアについては、座ってみたい憧れです。
(そのうち中古でも買おうかな?)
- すべてのプログラマは高速なインターネット接続を持つべきである
ええ、なきゃ困りますとも!
普段触り慣れないものであればなおのこと。
本の方が良くまとまっているのは事実です。
しかし世の中には、本を買うまでもない調べごとが塵のように存在します。
インターネットはダイソンの掃除機のようなものです。
集まった塵の中から、プログラマは宝石を探し出してデコレーションします。
そんな便利な掃除機があるのに、今さらちりとりやほうきを使うのですか?
- すべてのプログラマは静かなる仕事環境を持つべきである
自分は自宅であっても静かな環境ではありません。
自作PCのファンの音は、サーバールームと間違えられるほどだからです。
きっと仕事場よりも作業ができないのは、この騒音ではないでしょうか。
次に買い換えるときは、自作水冷式にチャレンジするとしましょう。
- (個人的な追加)すべてのプログラマは私服で出勤しても構わない
別にスーツが良い人を止めはしませんが、
せめて私服を選ぶ権利は与えられてほしいものです。
今の仕事場は休日出勤時は私服が許されているのですが、
明らかに生産性が違うのはここだけの秘密です。
なんで高い服を買ってまで生産性を下げたいのか…永遠の謎です。
(いや、ピープルウェア読んで知ってますけどね。)
…本当、プログラマを雇う経営者って無駄遣いが好きなんでしょうね。
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