2014年7月15日火曜日

知識の直接参照と間接参照

以前の記事と似たような話になる気がしますが、
あまり気にせず思うままに書いてみることにします。

今回主張したい内容は、
一見無駄に思える知識が本当に無駄かどうか分からないというお話です。

ほら、よくありませんか?

特に根拠が説明できるわけではないのに、
あの人の言うことはなぜか当たる…なんてこと。

いわゆる直感というやつで、
当たる理由は本人にも説明できないことが大半です。

でも知識を全く使ってないかと言われると、
そうとは限らないのではないでしょうか。

 

まずはその対極、
通常の知識の使い方を考えていきます。

これを仮に、
"知識の直接参照"とでもしておきましょうか。

単純に知っているかいないか、
もしくは知っていることの組み合わせで答えを導きます。

役に立つ知識というのは、
こういう使い方ができるものを指すみたいです。

自分の業界で言わせてもらえば、
「はじめての◯×」とか、
「◯△□リファレンス」とか、
「×××資格」みたいなやつです。

 

でも自分ができると感じる人達は、
そういう本を読む比率が低いように感じます。

明らかに実務では使わない(と誤解されている)高難度の技術書に手をつけています。

例えば魔術師…いえ、魔術師本を高難度と言うのはこころざしが低いですが、
まあそれが役に立つのかとツッコミを受ける例として挙げてみます。

中身はSchemeを使ったλ式ですけど、
まあ今までは使う機会はありませんでした。
(Java8ではλ式使えるんですか?やったー!!)

でもそれを理解した人と理解していない人には確かな違いがあって、
λ式を使っていないプログラミングでも品質に差が出てしまうのです。[要出典]

無意識化での知識の利用…
これは"知識の間接参照"と言えるのではないでしょうか。

この証明が果てしなく難しいのです。

何せ自分自身も使っている自覚があまりないのですから。
(感覚的に役に立っている感触はあるのですが…)

こういう経験が無い方には、
"役に立たない知識"という烙印を押されてしまうのです。

 

でも"知識の間接参照"が真であるならば、
教養が役に立たないということはほとんどありません。

ああ、なんでこう無意識や概念の話は分かる人にしか分からないのか…

こういう感覚が無い人に対して、
一番伝えたいというのに。

 

…うん、まとまってないけどいいや。

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