4月28日(日)、ひとつのSNSがサービスを終了しました。
名前はfriends.nico、ニコフレなんて呼ばれていたでしょうか。
マストドンのインスタンスのひとつであり、
ニコニコ動画が運営していたという特徴があります。
自分はマストドンという存在を知ったすぐ後でしょうか、
friends.nicoが開始されるということを耳にし、
せっかくニコニコ動画のユーザーなのだからとそちらにアカウントを作ることにしました。
まあそのときは、1ヶ月程度で見なくなってしまったのですが…
再度利用し始めるようになったのは、
1週年記念のオフ会を開催するという話を聞いてからです。
そこからオフ会に参加しつつだらだらと利用し続け、
結局サービス終了を見届けるまで継続しました。
自分が主に利用していた時期の特徴としては、
みんながゆるく雑談していた状態というのが近かったように思えます。
Twitterと違いそのインスタンスでトゥート(発言)した内容は、
ローカルタイムラインというところでリアルタイムに流れます。
そこでは同時進行で複数の話題が進行したり終了しています。
どれに参加しても自由ですし、
(乗る人が居るかは別として)新しい話題を切り出すことだってできます。
Twitterで言うところのいいねをし続けるだけでも構いませんし、
完全にROM(読むだけ)したままでもまったく問題ありません。
(Twitterのとは異なりますが)ボットだって話題に参加しています。
そして住民はそれを受け入れ、同じように接して、
人格を持つかのように親しまれてすらいます。
チャットに近いコミュニケーションに見えて、
どこか距離感があり、でも冷たいわけじゃない。
そんな世界でした。
他のマストドンをそれほど知っているわけではありませんが、
おそらくは唯一無二、の環境だったと思っています。
ふう…無くなってしまったんですね。
まあサービスが終了して、
それほど悲しいと感じるほどのめり込んでいたわけではありません。
でも仕事から帰ってfriends.nicoを開くことが無いと思うと、
どこか少し、寂しさを感じるのもまた事実です。
唯一無二とは言いましたが、
有志によって新しいインスタンスが作成されています。
自分はまだアカウントを作成していません。
ここを一区切りをして、一旦距離を置くのも良いかと思ったからです。
でもそう遠くないうちに、もしかしたら…
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