2020年6月23日火曜日

新しい自作パソコンを作りました

新しいパソコンがほしい

2020年は、執筆活動・在宅勤務を経て、今までないくらい自分のパソコンを使い倒しました。
それに従い、使っていたパソコン環境の欠点が目立つようになりました。
大枚はたいて購入したアーロンチェアに、パソコンやデスクが追いついていないのです。
これでは宝の持ち腐れ、給付金もあることですし、新しいパソコンを購入することにしました。


どこが不満なのか

見えてきた欠点は以下の通りです。
  • パソコンが足元に設置されているため、足を伸ばせない。
  • モニターが見下ろす形となってしまい、首が疲れやすい。
  • モニターの電源や表示が不安定になってきている。
  • キーボードの横幅が広すぎて、マウス操作の邪魔になっている。
  • 内蔵DVDドライブが故障している。
  • Windows10未サポートのTVチューナーを使用しているため、視聴や録画が不安定。
  • DockerをWindowsで使うなら、Hyper-Vが使えるPro以上にしたい。
これらの欠点を解消しつつ、全体的なスペック向上を目標に部品を探しました。
いつもなら秋葉原に行ってパーツを探すのですが、新型コロナウイルスで密を避けることが叫ばれている今日、可能な限りオンラインのみで購入することにしました。


購入したパーツたち

筐体

今まではタワー型を使っていたのですが、これでは足元に置くしか選択肢が無くなってしまいます。
そこで今回はHTPC(ホームシアターPC)という新ジャンルを開拓してみることにしました。
こいつは横置き型の筐体で、今のパソコンデスクの上部にギリギリ格納できるサイズです。
CPUファンの高さ制限など、制約は多いのですが理想の形でした。

CPUファン

筐体によりCPUファンに大きな制約が発生したため、CPUファンを厳選する必要が出ました。
その制約の中から探した結果、このCPUファンに行き着きました。
CPUファンとしては少しお高めですが、調べたところかなり高性能のようです。

CPU

CPUファンの互換リストの中から、そこまで発熱が多くなさそうなものを選びました。
単に性能を落としただけとも言います。
しかし前のパソコンよりは性能が上だったはずです。

グラフィックスボード

筐体の冷却効果を最大限に活かすためには、グラフィックスボードのファンが背面パネルに向かって送風するモデルを選ぶ必要がありました。
この条件を満たすものは数が少なく、その中からそこそこの性能のものを見つけ出しました。
CPUに合わせるようにRadeonにしようかとも思いましたが、消費電力のランクが上がるので避けることにしました。

マザーボード

比較的発熱が抑えられるらしいマザーボードを探したところ、これに行き着きました。
光る必要はまったくないのですが、バランスが良かったのでそのまま購入しました。

メモリ

このメモリは3200MHzですが、CPUの兼ね合いもあり2933MHzで動作するはずです。
しかし値段がお手頃だったので気にしないことにしました。
前のパソコンと比べると、単純に2倍です。
メモリはだいたい倍々になりますね。

電源

こちらのサイトで簡易計算を行い、消費電力に見合った電源を選びました。
玄人志向の商品は、毎回どこかしらで使っている気がします。

TVチューナー

普通のTVチューナーで良かったのですが、内蔵型のTVチューナーで簡単に使えるものはほぼ全滅している状態でした。
お高めの中古なら存在しているのですが、わざわざサポートの先が見えない製品を買うのも気が引けます。
苦労を承知で上級者向けのものを選ばざるをえませんでした。
今はしっかり視聴・録画ができるようになりましたが、C++のソースコードのビルドを複数回要求されると言えばどれだけ大変かわかってもらえるでしょう。

ハードディスク

SSDはOSを入れる用で、HDDはデータを入れる用です。
またHDDは2個購入し、Windowsの機能でRAID1(ミラーリング)を組んでいます。
でもRAID組んでいる環境で障害が起こった経験はまだ無かったりします。

モニター

通常のモニターの配置では理想の高さにはまるで届かないため、モニターアームの導入を決定しました。
パソコンデスクの幅の制限でそこまで大きなモニターにはできませんが、今までのハードオフで数千円で買った中古ボロモニターよりは遥かに大きくで高性能です。
何気にHDMI端子が付いているモニターは初購入かもしれません。

キーボード

今まではこれのテンキーありを使っていました。
しかしテンキーがあるがためにマウスを動かすスペースが無くなっていたため、思い切ってテンキーなしも買うことにしました。
自分は青軸が大好きで、どんなにうるさいと言われようがこの打ち心地から抜け出すことができません。
むしともっとメカメカしいタイプライター的なやつの方が好きですが、さすがにお値段がぶっとんでるので青軸に落ち着いています。

マウス

オンラインではなく、普通にヨドバシカメラで購入しました。
無線マウスを使うのはこれが初めてで、ケーブルが無いことでどれだけ操作性が向上するのか楽しみです。
パソコンでお絵かきするときはよくマウスで描いてしまうので、絵のタッチに影響が出るかもしれません。

防振ゴム

実は筐体がパソコンデスクから少しはみ出すので、筐体が傾いてしまうことがわかっていました。
足を完全に除去すれば傾きは解消されますが、接地してしまうと別の問題が発生します。
電源のファンが底面を向いているため、ある程度のスキマが空いている必要があるのです。
その解決策として、筐体の足より高い防振ゴムを用意しました。


おひろめ

だいたいこんな感じになりました。
誰かの参考になれば幸いですが…居るでしょうか?

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