さっそくですが、技術書典9の結果報告をさせていただきたいと思います。
出品報告
「はじめてのコールセンター」という新刊を書きました。
前回書いた「Amazon Connect RealTime Streaming」については、商業化したので出さないことにしました。
気になる方は商業誌の方をご購入ください。
一部環境での不具合
親切な方からiPad+SafariまたはiPad+Edgeの環境で、挿絵の一部が表示されないという報告をいただきました。
修正したものをアップロードし直したので、もし同じ現象の方がいればダウンロードし直してみてください。
(地味にAndroid+SideBooks環境で挿絵の一部が透過されない問題も修正されたはず…)
どうもImageMagickでSVGをPNGに変換した画像に問題があったようです。
対策としてImageMagickでの変換をPNG32固定にし、さらにPaint.NETで保存し直すことにしました。
iPadを持ってなかったので、取れそうな対策を全部乗せで実施した感じです。
収支報告
まずは収支報告です。
今回は物理本も用意したため、かなり売れなければ赤字という状況でした。
さてどうなったかと言いますと…
出費
- 参加費:0円 ※売上20万円以上から発生したはず
- Adobe Creative Cloud コンプリートプラン (1ヶ月):9,878円
- 日光企画 印刷代 (80部):43,290円
- 送料 (技術書典→自宅が2箱):2,780円 ※2020年10月6日追記
計:55,948円
売り上げが少ない弱小サークルにとって、技術書典の運営さんには頭が上がりませんね。
80部はどう見ても多すぎなのですが、
twitterの反応がそこそこありましたし、
何よりページ数の関係で50部と80部の差が970円しかなくてつい増やしてしまいました。
収入
- 電子書籍のみ:800円×49冊=39,200円
- 電子書籍+物理本:(1,000円-送料100円)×27冊=24,300円
計:63,500円
最終日のクロージングセレモニーで紹介されたことで一気に売れ、
前回の2倍以上の部数を売り上げることができました。
しかし200円差ならみんな物理本付きを買うと見込んでいたのですが、
想像以上に電子書籍のみが売れました。
ちょっと客観的に考えてみて分かったのですが、
あの表紙だと本棚に入れたくないと思われたのかもしれません。
次に物理本を出すときには物理本を買いたくなるような表紙を目指すとします。
利益
- 63,500円ー55,948円=7,552円
(2020年10月6日追記)ということで、黒字となりました。
しかし今回はつい買いすぎてしまったので、
技術書典9で購入した書籍分を含めると赤字だったりします。
売上の推移
最終日の伸びがいかにすごかったかよく分かると思います。もう一度言いますが、クロージングセレモニーで紹介されたおかげです。
実にすばらしい紹介のされ方だったのではないでしょうか。
次も同じ売上を期待して印刷すると痛い目を見る気がします。
購入報告
今回はついつい買いすぎてしまいました。
公式Youtubeチャンネルの放送でかなり購買意欲が刺激された気がします。
公式Youtubeチャンネルの放送でかなり購買意欲が刺激された気がします。
みなさんはしっかりと上限を決めて、買いすぎないようにしてください。
電子書籍+物理本
購入した物理本は9冊でした。
基本的に物理本がある同人誌は物理本を買っています。
電子書籍の可搬性は評価していますが、
物理本の読みやすさも同時に評価しているのです。
ここは個人差が大いにあると思いますが、
自分にとっては物理本で読めることは大きな意味があります。
電子書籍のみ
- 電話交換機の歴史と仕組み
- Cognito UserPool 実践入門
- AWSの薄い本 IAMのマニアックな話
- Amazon Web Servicesコスト最適化入門 第2版
- マンガ版 こうしす! セキュリティに完璧を求めるのは間違っているだろうか Part 1 & 2
- 技術季報Vol.9
- HTMLで作る初めてのWebページ
- Tech Do Book #2
- Tech Do Book #3
- 虎の穴ラボの薄い本。
- I/O Free版
- Windows10の標準ソフトだけで本を作る
- へにゃぺんて活動報告2020年夏号(PDF版)
- SVGでつくろうローディングアニメーション
- Gitのサブモジュールで困ったら読む本
- Rで読むExcelファイル
- SSLをはじめよう ~「なんとなく」から「ちゃんとわかる!」へ~
- プログラミング入門書を買う前にこれを読め
- サポートに伝える技術
- 虎の穴ラボの薄い本。vol.4
パッと見ではすごい量に見えますが、
無料のものが相当あるので買った数はそこまでではありません。
電子書籍は全般的に値段が控えめなので、
量を読みたい方は電子書籍のみの購入にしている方もいるのだと思います。
総評
公式Youtubeチャンネルの存在が大きかったと思います。
あれが無ければこんなに売れませんでしたし、
こんなに買わなかったと思います。
そしてこんなに盛り上がることも無かったと思います。
まさにオンラインマーケットならではの企画でした。
技術書典10も楽しみにしています。
新刊を書くかは…どうでしょう?
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