2012年3月6日火曜日

ネットワークセキュリティという特殊?な世界

お恥ずかしい話ですが、
自分は自転車を盗まれたことがあります。

もうボロボロの自転車だったので、
鍵をかけずに乗り回していたのです。

随分後になって、
警察から自転車が返ってきたと連絡を受けました。

そして、
「ちゃんと鍵をかけなきゃダメですよ~」
と注意されてしまいました。

とまあ、
世間ではある程度防犯(セキュリティ)をすることが当たり前のようです。


…ここまでは当たり前の話なんです。

ですがネットワークセキュリティのうんぬんを議論するとき、
何でか世間のように収束してくれません。

自転車以外のなんであれ、
鍵を取り付けたり、
暗証番号を設定したり、
錠前が外れないようにしておくのは当たり前です。

でもネットワークの世界になると、
それらが許されてしまう風潮があるのです。

そして、
それをおかしいと指摘することがおかしいと思われて議論になるのです。

金庫のドアを閉めないまま放置することが、
大企業でも許されてしまうのです。

金庫ではなくショーウインドウに機密書類を飾る企業もいます。
そしてそれを注意した方が捕まります。

そんな状態でも顧客に被害が出ると、
被害者として自分に非は無いとします。

いや、確かに被害者かもしれませんよ?
でも鍵をかけるという当たり前の行為をしてないのに、
どうしてそこを咎められないでしょうか?

現実とネットは違うと言いますが、
その違いを持ち込んでいるのは誰ですか?

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