2012年3月24日土曜日

真面目に不真面目

ちょっと物理を知っている人なら、

静摩擦係数>動摩擦係数

がおおよそ成立していることが分かると思います。


で、ちょっと心理学を知っている人なら、

やり始め係数>やり続ける係数

がおおよそ成立していることが分かるのではないでしょうか?


何が言いたいかというと、
何をするにも最初に大きなエネルギーが必要だってことです。

しかし、
物理では簡単なことが、心理ではなかなか難しい…

膨大なやる気パワーなるものが必要なわけですが、
それってどこから持ってくるの?
という状態です。


ならばと視点を変えようということで、
係数を下げる方法が無いのか考えてみるわけです。

そこで考えたのが、
係数が低い作業を巻き込む手法です。

例えば、ゲームのやり始め係数はとんでもなく低いです。
ならゲームのロード時間に教科書を開きましょう。

もう後は同時進行です。
ゲームする、教科書読む、ゲームする、問題を解く 、ゲームする…

この時点ではとても非効率です。
マルチタスカーは天性であり、
人類にはごく少数しか存在しません。

ただしある程度時間が経過してからゲームをやめたら?

既にやり始めの期間は終わり、
やり続ける係数を参照する段階に入っています。



ひょっとしたら、ひょっとするかも?

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