ちょっと物理を知っている人なら、
静摩擦係数>動摩擦係数
がおおよそ成立していることが分かると思います。
で、ちょっと心理学を知っている人なら、
やり始め係数>やり続ける係数
がおおよそ成立していることが分かるのではないでしょうか?
何が言いたいかというと、
何をするにも最初に大きなエネルギーが必要だってことです。
しかし、
物理では簡単なことが、心理ではなかなか難しい…
膨大なやる気パワーなるものが必要なわけですが、
それってどこから持ってくるの?
という状態です。
ならばと視点を変えようということで、
係数を下げる方法が無いのか考えてみるわけです。
そこで考えたのが、
係数が低い作業を巻き込む手法です。
例えば、ゲームのやり始め係数はとんでもなく低いです。
ならゲームのロード時間に教科書を開きましょう。
もう後は同時進行です。
ゲームする、教科書読む、ゲームする、問題を解く 、ゲームする…
この時点ではとても非効率です。
マルチタスカーは天性であり、
人類にはごく少数しか存在しません。
ただしある程度時間が経過してからゲームをやめたら?
既にやり始めの期間は終わり、
やり続ける係数を参照する段階に入っています。
ひょっとしたら、ひょっとするかも?
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