ニコニコ動画で仮面ライダーBLACKの配信が始まりました。
初回の変身シーンで涙を流したのは、
きっと自分だけではないはずです。
とまあ、こんなアニメや特撮のワンシーンで、
よく失敗した部下を粛清するシーンが登場します。
拷問に近い形で、
悶え苦しみながら絶命する部下も珍しくはありません。
視聴者はその冷酷さにつばを飲み、
改めて悪の組織の恐ろしさを感じ取るわけです。
…そこには妙なリアリティがありませんか?
あたかも身の回りで起こっているかのような戦慄を覚えます。
少し考え、納得しました。
日本は悪の組織とそっくりだからです。
自分の周りでも、
失敗した人の話を聞きました。
どうやらその人は、
そのミスした会社にいる限り永久に日陰者として扱われているとのこと…
つまり、その後どんな成功をしても取り返せないのです。
一度ミスした人間を徹底的に糾弾し、
再起の機会は決して与えない。
ノーミス主義社会、日本。
まさに悪の組織です。
今まで頭に"秘密結社"が付かなかったのが不思議なくらいです。
悪の組織の中には
「次は無いと思え…」
と一度は許してくれる組織もあります。
そんな組織は、日本より優しいんじゃないでしょうか?
さて、悪の組織と言えば対を成すヒーローです。
ヒーローは悪の組織を壊滅させ、
世界に平和を取り戻すことでしょう。
日本にもいつの日かヒーローが現れ、
悪の組織を化した日本を壊滅させるのでしょうか?
…しかし日本の国民は、
きっとヒーローに登場されたら困ることでしょう。
だって、日本という組織の一員なんですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿