自分が経験則から来ることをブログで話す場合、
枕詞に「これは経験則ですが…」のような言葉を付け加えます。
このような言葉を付け加えるということは、
自分の中で経験則はそこまで信用できないソースということなんだと思います。
本人が言ったか極めて微妙ではありますが、
ビスマルクの言葉がまさにその好例です。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。」
つまり経験(だけ)から学ぶのは愚者の行為であり、
まだ考察として不十分であることを自分自身に諭しているのです。
少ないとはいえ読者にも不確かな旨を伝える意味もあります。
まあこの名言が言いたいのは、
経験には主観が占めるので自分の都合の良い結果になりやすいということでしょう。
その補正を正すためには経験以外からの極力客観的な情報が必要であり、
(適切かはともかく)客観的な情報の代表例として歴史を挙げているのだと思います。
分かりやすいようにこう言い換えておきましょう。
「主観だけで物事を断じてはいけない。」
…あれ?余計に分かりにくくなったような。
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