2014年9月9日火曜日

やっぱり工程で人を分けるのはまずい

炎上しているプロジェクトの話を聞いていると、
開発や試験の工程を迎える前の工程から遅れていることが多々あります。

そんな状態だと前工程が遅れなかったとしても、
仕様の不備などで予定していたよりも遅れることになりそうです。

前工程の時点でまずいことは分かっただろうに…

しかし不思議なことに、
前工程の遅れは大して深刻に言及されていないようなのです。

その上で机上の空論としか思えない開発と試験の並行作業を持ちだされ、
プロジェクトは炎上への道を一直線です。

リリース日などの都合から、
前工程の作業者は遅延に対しての圧力がどうしても弱くなります。

しかし遅延は遅延であって、
そこで遅れた分は確実に後の工程へ跳ね返ってきています。

自分は設計・開発の工程で人を分けているのが問題だと思っています。

工程を同一人物でこなしていれば、
前の遅れは自分に跳ね返ります。

そうすれば前工程の遅れを深刻に受け止めるようになり、
もう少しはマシになる気がします。

可能な限り工程はまとめてしまうべきなのです。

つまり自分で考え、自分で設計し、自分で開発するのが一番良いのです。

よく設計と開発両方ができる人は少ないなんて聞きますけど、
一体どういういびつな教育を受けたらそんな人員ができあがるのでしょう?[要出典]

それって本当はどの工程でも問題があるけど、
誰かが尻拭いしているだけなのでは…

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