というのも今までいた会社を3月いっぱいで辞めまして、
4月から新しい会社に移ったからです。
いわゆる引き抜きに相当するんでしょうか?
待遇面を上位互換にするから来てくれないかと誘われたわけです。
転職エージェントに愛想を尽かし始めていたので、
丁度よいタイミングだったと言えます。
ということで転職を決意したわけですが、
当然前の会社から色々を聞かれるわけです。
その中のお話で驚いたのは、
派遣先の引き抜きではないことを強く確認されたことです。
派遣先の関係ではなかったわけなんですが、
派遣先からの引き抜きは道義に反する行為なんだそうです。
人材も資本と同じように循環するべきだと考える自分としては、
まったく考えたこともない話でした。
よく親からは派遣先から誘われないのかと聞かれていましたが、
そういう事情が裏側であった…のかもしれなかったのかも?
…いや、それが言いたいんじゃありませんでした。
(いつもそんなこと言ってますね。)
その時に退職の理由を聞かれたわけなんです。
まあ単純に上位互換だったからなわけなんですが、
そう説明するには気が引けます。
その場は何か適当なことを言ってお茶を濁してしまいましたが、
自分の心情を整理する意味でもきちんと説明できた方が良いと考えなおしました。
前の会社で一番気に入らなかったところはなんだったのか…
やはりパフォーマンスレビューでしょうか。
あの仕組みはアメとムチ戦略の延長線でしかなく、
創造性を重んずるプログラマーとの相性は最悪です。
底上げはできるかもしれませんが、
天井も作ってしまっています。
天井に近い人ほど損をするので、
成長する
そんなもののために労力を割くくらいなら、
始めから天井の無い世界にいたほうが効率的です。
前の会社では大したことのない目標のために、
プライベートの時間を精神的に圧迫されていました。
かといって本物の目標を使ってしまっては、
モチベーションが報酬に置換されかねないのでリスクが高過ぎます。
これは会社には優秀なプログラマーなど必要ないという、
強いサインの現れと言えるのではないでしょうか。
まあそれが会社の戦略というのであればそれもありだとは思いますが、
どうも会社がそのデメリットを理解していなさそうなのには一抹の不安を覚えます。
このあたりの話は「モチベーション3.0」がよく説明されていますが、
その話をして感覚的に理解されたことはありません。
創造性はそんなに世間からみて特異なものなんでしょうか?
少なくともプログラマーには大量に居てもらわないと未来が見えないのですが…
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