実に数多くの記事があります。
実力が低いほど利益が出る人月による見積り、
多重派遣構造による利益搾取、
「人月の神話」を完全無視したプロジェクト管理、
挙げればきりがありません。
どれだけ不幸を呼び込んでいるのかはわかっていても、
そのあたりを国が主導で実施しているので滅びない…
責任をなすりつけるのがうまい人だけが生き残る…
何とか既存のSIerを廃し、
新しいSIerを創造しなくてはならない!
ちょっと前までは滅べばいいとだけ思っていましたが、
需要が無くなることは無さそうなのもまた事実です。
つまり新しいSIerの姿を模索できなければ、
いつまで経っても不幸の連鎖は止まらないということです。
まったく新しいものを考えるのは難しいので、
とりあえず既存のものから相性が良さそうなのを輸入してみましょう。
そこで目をつけたのがアイドルマスターです。
(先に言っておきます。
自分の知識はアニマスとノベマスから来てます。
ゲーム版の方はそこまで詳しくありません。)
プログラマーの実力差を考えれば、
皆を一様に扱うのは不可能である現実に目を背けてはいけません。
そしてお客様が個人を指定できるのであれば、
自然とレベルの高いプログラマーに指名が集中するのではないでしょうか。
レベルの高いプログラマーはそこから仕事を選べます。
単価も上がります。
仕事が選ばれなかったお客様には、
なぜ選ばれなかったのかを説明すればお客様への啓蒙につながります。
Excel方眼紙を使うお客様には、
Excel方眼紙を嫌うプログラマーが寄り付かない方がお互いに幸せなのです。
逆にレベルの低いプログラマーは営業活動が必要になります。
仕事も選べません。
単価も下がります。
なのでレッスン(という名の勉強やプログラミング)をしてレベルを上げる必要があります。
プロモーションビデオ(という名のオープンソース)を作成するのもいいでしょう。
資格と取って受けをよくする手もあるでしょうが、
地力が無ければ次の仕事に繋がる人気は出ないことには気をつけましょう。
一緒に仕事をさせると相乗効果が発生するメンバーがいるのなら、
ユニット(という名のチーム)を組んで一緒に仕事を受けさせましょう。
※このあたりはデマルコの本でも読めばその大切さがわかります。
多分4〜5名くらいで、
きちんとしたリーダー(という名のプログラムマネージャー)が居れば完璧です。
ピンで仕事をさせるよりも、
ずっと成功率が高まることでしょう。
待遇に不満があれば移籍(という名の転職)をしましょう。
レベルの高いプログラマーは、
レベルの高いプログラマーが在籍する事務所に集まって仕事をするべきです。
というよりも、
レベル差が大きすぎると低い方が足を引っ張ってしまいがちなのです。
安くてレベルが低いか、
高くてレベルが高いかは明確であるべきです。
そんなプログラマーを活かすも殺すも、
プロデューサーのあなた次第です。
プロデューサーはプログラマーやプログラムマネージャーをどんどん売り込みます。
個人の見えない状況では単価や資格でしか売り込めませんでしたが、
個人であればアピールすべきポイントはたくさんあります。
ソースコードを見せるのもいいです。
過去の案件のエビデンスベーススケジューリング結果を見せるのも良さそうです。
あとはそう、
その人の周囲からの評価を集められる仕組みが必要です。
何と言っても、
新しいSIerはこの人やこのチームがいれば成功すると思われる「人気」さが一番なんですから。
プログラマー、
プログラムマネージャー、
プロデューサー、
この3種類の人材で回すのが新しいSIerの形です。
※おそらく10:3:1くらいの比率が良いと予想しています。
SE(笑)なんて曖昧な言葉でお茶を濁さずに、
はっきりとした役割を与えて仕事をしてもらいましょう。
SIerに勤める多くの方が職を失うかもしれませんが、
健全な人数になったと考えましょう。
もし自分のレベルが足りずに職を失ってしまったら、
それはキチンを受け止めることにします。
…まあ、
それをやるために変えなきゃいけない箇所が多すぎるのが問題なのですが。
国外で立ちあげてから日本を侵略した方が早い気がします。
追記:アイマスで分かるプログラマがメタファーとしては同じかな?
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