もうどこの記事か忘れてしまったのですが、
プログラミングの基礎を学習すれば新たに学ぶ必要はないけど、
その基礎の範囲を知るのは難しいとか…だったかな?
自分の曖昧な記憶に対して反論するのは馬鹿げていますが、
一応記憶が合っていたと仮定して話を進めます。
まず大前提として、
基礎を学べばもう大丈夫という姿勢そのものが問題です。
基礎を学ぶことによる効果は学習の必要性が無くなるのではなく、
次の学習のコストが軽減されることにあります。
つまりは学習は結局必要であることには変わりません。
短い時間で多くのことを学べるから、
基礎を知っていると長期的に有利だというのが正しい考え方です。
このあたりの話は、
学習速度を上げる学習をしようという表題でも触れました。
というより学習しなくて済むという発想に至る方は、
そもそもプログラミングが本当に好きなのでしょうか?
これさえ学べばもう安心という虚構に惑わされているようであれば、
別の職業を選択することをおすすめします。
そういえば基礎の範囲について話していませんでした。
自分も基礎の詳細な範囲などまるで分かりません。
しかし一流の人達が紹介する書籍を調べてみると、
多くの共通点が発見できます。
不朽の名著と呼ばれるものが数多く存在していて、
その書籍が基礎そのもので無くても、
基礎にヒントになることが多く記載されています。
名著を数十冊も読んでいくと、
基礎らしい何かがおぼろげながら見えてきます。
しかしそれらは共通項に過ぎず、
体系化されたものではありません。
例外も数多く発生しますし、
その度に新しく学習しなければならないことが増えます。
例外の数が0になることはありませんが、
かなり小さな数値に収束されていきます。
進歩の速度が早すぎて、
決して追いつくことがないのかもしれません。
それでもその無限に近い学習領域には、
確かに基礎が含まれているのです。
さあ、次の学習のための学習を始めましょう。
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