「この本絶対面白いから!
ほら、貸してあげるから読んでみなよ!」
何て言われて、
本を借りることになったことはありませんか?
自分の場合、
このパターンで借りた本を読む気が全く起きません。
ペット自慢を延々と聞いている感覚に陥って、
読む前から食傷気味になってしまうのです。
相手に本を読ませる手段としては、
最悪の方法じゃないかと勘ぐってしまいます。
ならどうやって本を薦めればいいのか?
まだ答えは出ませんが、
多少はこうしようというものがあります。
まずは、
その本を読んでいない事をバカにしてはいけません。
例え【人月の神話】を読んでいないマネージャーがいたとしても、
ブルックスの法則を思いっきり無視した管理をしていたとしても、
まずはぐっとこらえます。
そして、
自分は本を読んだことをアピールするまでは良いのですが、
読んで欲しいとは言わないことです。
どんな内容で、
どういった人向けの本なのかを軽く説明するに留めます。
ここでポイントなのは、
多少調べる余地を残すことです。
「検索すれば色々と分かりますよ。」
なんていい文句ではないでしょうか。
とにかく、
自分の意思で手をつけるのが大事です。
もしそこで興味を持てば、
自分で買うなりするでしょうし、
貸して欲しいなり言ってくるかもしれません。
…それでも読まない人は、
多分難しいと思います。
自主的に読んでこそ身になると思うので、
無理矢理読ませたところで効果は薄いです。
何か必要性を感じる出来事が必要になると予想していますが、
さすがにそこまでのシーンメイキングを提案する技量はありません。
ひと芝居打てるならやってみては?
という程度でしょうか…
自分としてはキッカケは出したわけですし、
それを必要とするかは本人次第としてしまいます。
芝居を打つのは…やりすぎかな?
読ませたいというエゴは、
本当に押し通さなきゃいけない程の価値はあるのか…
そこで相手のエゴを軽視してはいないだろうか?
まあ何が言いたいかと言うと、
あんまり無理矢理薦めても逆効果ってことです。
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