SIerという形態そのものについて疑問を持っています。
どこかで読んだ例えで言えば、
チョコレート屋がチョコレートの作成をアウトソースしているようなものだからです。
自前で作っているのは包装だけ…って、
それはラッピング屋って言うのではないのですかと。
これが多重派遣構造…
いやいやいや、事態はもっと深刻です。
チョコレート屋はSIerを指していのではありません。
俗に言う、ユーザー企業を指して言っているのです。
チョコレート屋に対して、
チョコレートの製造工程を効率化するように提案しているのがSIerってわけです。
しかもチョコレート屋だけではなく、
たい焼き屋さんや定食屋さん、
和菓子屋さんとかにも提案できる必要があります。
自分には、
スーツを着た料理もろくにできないような人が近づいてきて、
厨房を荒らした挙句にお金を巻き上げているような嫌悪感を覚えてしまうのです。
要はソフトウェアと経営はもはや密接に結びついていて、
ソフトウェアを外に依頼することは経営を依頼することと同義になっているのです。
(参考:プログラミングとは経営判断の集積である )
こんな状態ですと、
アクシズのひとつでも業界に落としてやらねばと思いませんか?
SIerに対してのアクシズ落としとは、
技術のある人を片っ端から別の業界へ移すことです。
(参考:たしかに本当の大変化はこれから始まるのかもしれない。でもその前に大崩壊が)
技術が大事と口だけでは言いつつ軽視しているSIerに、
本当に技術が無ければどうなるかを体感させるのです。
人月計算は、
一部の優秀なプログラマーでバランスが取られていた事実を突きつけるのです。
(参考:人月単価が諸悪の根元)
もしそこにアムロ・レイのような存在が登場するのであれば、
それはそれで良いでしょう。
是非ともSIerの持つ可能性とやらを示して欲しいものです。
※政府に泣きつくのは可能性でもなんでもありません。
少なくとも、
今までのSIerよりはずっと良い姿になるでしょうから。
ああ、記事を書いていたら本当にやりたくなってきました。
さっさとSIerから抜けだして傍観者になろうと思っていましたが、
日本がソフトウェア開発が腐るのを見届けるのも忍びないです。
賛同者が多ければ、
本当に実行に移したいです。
いっしょにアクシズ、
落としませんか?
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