現在メタルマックス4のプレイ時間が90時間を突破したわけなんですが、
最近流行りのダウンロードコンテンツはこいつにも実装されています。
う~ん、戦車はともかく仲間や賞金首は気になります。
まあ自分の場合はそうそうダウンロードコンテンツには手を出しませんけどね。
これも販売戦略ってやつだと思い、
割り切るとしましょう。
でも昔は追加料金を払わなくてもゲームを100%楽しめたのに…
と嘆きと怒りを露わにしている方はいらっしゃいませんか?
まぁまぁ、落ち着いてください。
ダウンロードコンテンツが発展するのは必然と言っても良いのです。
経済的に考えれば、ですけど。
まずはこの記事、
「ラクダとおもちゃのアヒル」を読んでください。
読みましたか?
では話を再開します。
と言っても、
もうほとんど答えを言ってしまったでしょうか。
要はダウンロードコンテンツでお金を払う人達は、
ゲームの定価以上にお金を支払う気がある人達ってことです。
よくフリーの名作には振り込めない詐欺なんて異名が付きますが、
まさにその心理です。
このゲームは定価だと安すぎる!もっと価値があるはずだ!
という層に対して、
ダウンロードコンテンツという形で支払い先を用意しているだけなのです。
こういう視点で考えると、
ちょっとはやらないと損であるかのように感じてきませんか?
ではダウンロードコンテンツ以外にも応用してみましょう。
例えば初回限定版なんてどうでしょう。
これも一種のプレミアム価格と言えませんか?
通常版よりも高い初回限定版の値段で買ってくれるんですから、
これもより多くのお金を払ってくれる層へ訴えかけています。
また通常版との値段の差が無かったとしても、
中古ではなく新品を買ってくれる可能性が高まります。
今度は中古でいいや層に特典を与えることで、
その一部を新品買うか層に変換しているのです。
中古だと収入にならないので、
ちょっとした特典で新品を買ってくれるのであれば儲けものってわけです。
あ、こう考えると、
いわゆるBest版と呼ばれる販売手法も説明できそうです。
Best版はだいぶ前に発売されたゲームを安い値段で再販するものですが、
これは時期を待って中古で買えれば良い層への訴えかけです。
中古と大差ない値段で新品のBest版が買えるのであれば、
そちらを選ぶ人は一定数いるはずです。
発売当初よりも収入が減りますが、
メーカー希望小売価格では拾いきれなかったユーザーを獲得できたわけです。
収入もありますし、
ファンになってもらえれば次の作品からは発売日に買ってもらえるかも!?
なんて期待を持つことだってできるわけです。
…既に高い評価を得ていることが前提ですけどね。
こうして考えると、
今のゲームソフトの販売戦略はちゃんと考えられていることが分かります。
まあ中にはえげつないのもありますけど、
経済学的に正当な進化を続けてきた結果と言えるのではないでしょうか。
だがタイトルの顔文字は流行らないし流行らせない。
0 件のコメント:
コメントを投稿