2014年2月13日木曜日

日本人の特徴を抽象化すると?

以前ある飲み会で、
LINEの導入を薦められたことがあります。

セキュリティや企業としての信用の問題から使っていない旨を伝えると、
でもみんな使っているのに何とも思わないのかと諭されました。

その言葉は、
今もときどき自分の胸を掠めます。

どういった価値観から自分は諭されたのだろうと。

色々と考えた結果、
その価値観は日本人の標準的な価値観ではないかと思うようになりました。

もしかして標準的な日本人は、
*みんなと同じであることに何よりも価値を置く*のではないかと。

…それが間違ったことであったとしても。

 

そう考えだすと止まりません。

他の色々な不可思議な現象についても、
これが適用できるように見えてくるのです。

例えば日本人は遅刻には厳しいですが、
終了にはまったく無頓着です。

これは、
みんなと同じである状態を最大化しているのではないでしょうか。

仕事をしていれば、
その間はみんなと同じ仕事をしている状態になります。

その状態を最大化したければ、
可能な限り早く来て、
可能な限り遅く帰れば良いのです。

飲み会などでやたら解散が遅いのも、
みんなで飲み会をしているという状態を最大化したいのかもしれません。

飲み会が遅刻に寛容なのは、
開始時刻に来れない人を遅れてくることを許容して参加可能にすることで、
集団をより大きくするという目的があるのではないでしょうか。

 

そう、事なかれ主義、議論が苦手、本音と建前、ノーミス主義、過剰な努力の評価
そんなこんなも全部、
みんなと同じでいる事を最大化するための特徴だったんだよ!

 

な、なんだってー!?

 

…いや、それが良い面を生むこともあるけど、
もう少し自分自身で何が正しいのかを考えて欲しいな~

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