仕事中の雑談にて、
運の良い悪いというお話が挙がりました。
よくある世の中には運の悪い人が居るというお話で、
数学的にはちょっと考えられないような事象の偏りが現実に起こっているわけです。
そう、運、つまり運勢が実在するようにしか思えないと。
それこそ事象の良し悪しを判断している人間の錯覚である可能性もありますが、
今回はもうひとつの可能性について軽く考察してみたいのです。
運が何らかの感覚であり、
その得手不得手によって左右されている可能性です。
まずは簡単に運勢の定義でも。
とりあえず似たように感じる例から、
虫の知らせ、
第六感、
このような形で不運を回避したなんて話はよく聞きます。
オカルトめいてはいますけど、
でもちょっと運とは違うでしょうか。
何らかの意識として表に出ているものです。
運というのはもっと無作為に選んだものが良い結果かどうかであるイメージがあるので、
運は*意識下ではない選択から生じる結果*とでもしましょうか。
たとえ意識して考えた決断であっても、
棚ぼた的に結果が変動したのであれば、
それは意識下で選択した結果ではなくなるのです。
同時に、
運勢は実在するかはともかく*運の時空間や個人による偏り*と考えるのが適当かな?
ふむふむ、
ここに*運勢は能力である*と仮定を加えるとどうなるでしょうか。
運は意識下には無いので、
無意識に存在していることになります。
もっと言ってしまえば、
無意識によって行った選択は全て運ということになる?
うむむ、ちょっとここからは自分の思考を箇条書きにしてみます。
- 運は無意識の選択から生じる結果である
- 運の偏りを運勢とする
- 人間には運勢がある
- 運勢には個人差がある
- 運勢には波があり、時期によっても変動する
- ラッキースポットのように、運勢が変動する場所が存在する
- ラッキーアイテムのように、運勢が変動する物質が存在する
(ただし再現性は極めて低い) - 金運、恋愛運のように、特定の事象に対してのみ運勢が変動することもある
(これは後天的な要素?) - 運勢が物理的な要因によって決定しうるのであれば、
運勢はある程度遺伝するのではないか?
(遺伝子操作で運勢の良い人間を作れる?) - 運勢が物理的な要因によって決定しうるのであれば、
運勢を科学的に向上させる手段が存在しうるのではないか? - 運勢が物理的な要因によって決定しうるのであれば、
例えば不運の回避などは事象の予測に他ならないのではないか? - 事象の予測が行われているならば、
運勢はバタフライ効果を何らかの形で克服している? - 現在からの情報でなく、
結果という事象を直接参照すればカオスを回避できるが… - となると運勢は無意識に生じる未来視?
- いやいや、
未来視が存在したとして慢性的な不運をどう説明する? - 不運を引かされていると仮定すれば?
当たりは運勢が強い人が引き終えていて、はずれを運勢が悪い人が引く? - 未来視のゼロサム・ゲーム?
- ゼロサムなら未来という選択肢は有限解?
- 有限解を知覚できればカオスを回避できる?
- ………。
- ああもう!
もうぶっちゃけて言ってしまえば、
運勢とは無意識の判断力の強さなのではないか?
無意識下の判断材料など、知らん、そんなことは自分の管轄外だ!
…うん!
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