2014年2月17日月曜日

購入のユーザーインターフェース

お昼にある食堂へ食べに行ったときのことです。

券売機で食べたいものを購入するシステムだったのですが、
常に店員が近くにいて頻繁に説明しているようでした。

自分は特に苦労も無かったので耳を澄ましていると、
どうやら商品を選んだ後に購入ボタンを押すことに気がついていない客がいるようでした。

よくよく考えてみると、
何かを購入するためのUIのタイプには2種類あるように見えます。

商品を選ぶとすぐに購入できるタイプと、
いくつかの商品を選んでからまとめて購入するタイプです。

前者はドラクエやFFとすれば、
後者はテイルズシリーズでしょうか。

ちょっとした買い物であれば即時購入の方が楽ですけど、
長旅の前の大量購入の場合は購入の前に金額を見たいところです。

まあ後者の方が若干マイナーなので、
券売機あたりだと普通のお客さんはさらに購入ボタンを押すのは難しいのでしょう。

…こんなことで難しいのはいただけません。

単純な購入でUIが複数あるというのはよろしくないのでしょう。

何か…ああ!だからAmazonは*カートに入れる*なのか!

 

まとめが出たようです。

通常の券売機は、
多少面倒でも都度購入型のUIが良さそうです。

そうでないと、
自分が見かけた食堂のように店員が張り付かないといけなくなるでしょう。

もしもたくさんの購入が想定されるような店舗をお持ちであれば、
ショッピングカートのメタファーを使うといいでしょう。

*カートに入れる*と操作したのであれば、
まだ購入していないことがお客様によく伝わります。

きっとその後に、
購入の操作をしようとしてくれるでしょう。

 

まったく、
時代はソーシャルインターフェースを考えないといけない時代だというのに、
未だにユーザーインターフェースでも問題は山積みのようです。

UIデザイナーの雇用を…と思ったけど、
居るかも怪しければ重要性を理解しているのかも疑わしい。[要出典]

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