SIerの人々が人月の神話をどの程度読んでいるのかを考えるたびに、
ため息が出る毎日です。
しかしよくよく考えれば不思議な話です。
あれだけ必読書だと騒がれているのに、
それに対して食指…いや存在すら知らない人が大半なのですから。
それどころか、
人月の神話をまったく無視した振る舞いをしていても、
プログラマーからどれだけ嫌われていても、
プロジェクトをどれだけ炎上させたとしても、
なんだかんだで評価されている人種がいるのです。
一体この人達は、
何を評価されているというのでしょうか?
それは人月の神話が何を対象にしているのかを考えれば分かります。
この本が語っているのは、
組織の中の話、
どういう組織だと生産性を上げられるのかという話です。
でもSIerは内側だけではありません。
通常のソフトウェア会社と違って、
外側との折衝という要素が絡んできているのです。
人月の神話ではありませんが、
ピープルウェアを読み返しても外側の話は出てきません。
確か人月の神話でもそうだったはずです。
ええと…こういう能力ってなんて言うのでしょう?
営業?
うげぇ~
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