2019年12月21日土曜日

アーロンチェアが届きました

以前から欲しいものリストの上位に君臨していた、アーロンチェアを購入しました。
と言っても、購入をしたのは数カ月前で、届くのをゆったりまったり待っていたのです。

そしてようやく、この手に、いやこの腰にアーロンチェアを収める日が来たのです。
これから取説を読みながら位置調整をするところです。

こなれて来たらもっと詳細なレポートを出そうと思います。
まずは技術書典8に向けて大きな味方になると信じて、いっぱい座るぞ〜

2019年12月17日火曜日

オディオーケストラに行ってきました

スーパーファミコンで1番思い入れがあるゲームは何か?
自分の場合はLIVEALIVE、今も数々の名シーンが頭をよぎります。

そんなLIVEALIVEのオーケストラ、オディオーケストラがあると聞き、技術書同人誌博覧会2から直接会場へ向かうことにしました。
実はオディオーケストラのことを知ったのは本当に当日。
これは無理かと諦めかけましたが、なんと当日券があるとのこと。
そこに一途の望みを賭けて東京から千葉への移動を決行したのです。
そして賭けに勝ち、会場に入ることができました。
運営さんありがとう!

オーケストラは3部構成でした。
まず第1部はオープニング、原始編、現代編、SF編、功夫編です。
オープニングを聞いているだけで懐かしい記憶が蘇ってきて、少し涙が…
特に驚いたのは現代編です。
ステージセレクトの再現演出があり、それを理解するのに時間がかかってしまいました。
現代編はステージセレクトの効果音が「ヤァー!!」のような掛け声なのですが、そのタイミングで演奏者が本当に掛け声を上げたのです。
分かった瞬間には頭の中で「おお!!」とこっそり感動していました。
そして功夫編、鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳を聞くのがここに来た目的のひとつです。
オーケストラで聞くとこの曲の壮大さがより一層引き立ち、まさにこれを聞きたかったんだと噛みしめることができました。

次の第2部は西部編、幕末編、近未来編です。
こちらはオーケストラにはあまり見かけない楽器が加わっているのが特徴的でした。
西部編ではギター、幕末編では和楽器、近未来編ではサックスです。
これらの楽器が加わることで、それぞれの世界をしっかりと表現しているのです。
特に和楽器は見事にオーケストラと調和していて、オーケストラの可能性を感じました。

最後の第3部は中世編、最終編、エンディングです。
かの有名なMEGALOMANIAは中世編に配置されていました。
自分が構成を考えるとしても、この曲をどこに入れるかはすごく悩んだと思います。
しかし「あの世で俺にわび続けるRPG」なんて言われているこのゲームを表現するには、やはり中世編に配置するのが正解だったと思います。
でも最後にMEGALOMANIAを持ってきた構成もぜひ聞いてみたいです。
もちろんこの曲もオーケストラで聞きたかった一曲です。

実はもうちょっとだけ続くんじゃ…
アンコールではGO!GO!ブリキ大王!!を歌ってくれた!
オーケストラでは歌付きで聞くことは諦めていたんです。
それを!アンコールで!燃えないわけにはいかなかった!
さらに時田貴司さんも聴きにきていて、開発当時の貴重なお話を少しだけ聞かせていただくこともできました。
なんでしょうこの豪華盛りは!?
いやあ、行って良かったです。

もしもこの記事でLIVEALIVEというゲームを知った方がいれば、ぜひ遊んでほしいと思います。
クセの強いゲームだとは思いますが、どうかオディオの意味を知ってほしいです。
そしてそれを知った上でのエンディングを体験してみてください。

2019年12月16日月曜日

技術書同人誌博覧会2に行ってきました

技術書典8の当落発表も気になりますが、技術書同人誌博覧会2に行ってきました。

前回はワンフロアで分かりやすかったのですが、今回は規模が大きくなって2フロア、順当に成長していっているのを感じます。
それは良いのですが、順路は分かってもどう出たら良いのかが分からず、スタッフさんに少しご迷惑をかけたかと思います。
出たかっただけだったんです…申し訳ございませんでした。

それはさておき今回最大の驚きは読書スペースの存在です。
無料のお菓子と飲み物が出て、買った同人誌をすぐさま読めるのです。
緊急の用事が発生したので少しだけお菓子を食べて出てしまいましたが、新しい試みだなぁと思いました。
そりゃもっと大規模になったら難しいですが、色々と試して欲しいと思います。

さて今回の購入品については写真を見てください。
自分にしてはそこそこバラエティに富んだ構成で、だいたい5000円くらいだと思います。

ちゃんと、読むぞ…!

BOSS-CON JAPAN主催の忘年会に参加しました

徳丸基礎試験を受験した縁(?)で、BOSS-CON JAPAN主催の忘年会に参加してみることにしました。

正直心持ちとしては、タダ飯にありつけて徳丸先生のありがたい講演を聞けるなんて素晴らしいくらいの気持ちでした。
高いお寿司が出ると聞いたときには、もう頭の中は寿司で大半が埋め尽くされていました。

しかしいざ行ってみると他の方のお話も面白いものばかり、いやあ、舐めていて申し訳ありませんでした。
増井雄一郎さんの行動力にはただただ驚かされるばかりでしたし、穂苅智哉さんのお話はこれから執筆に挑もうとしている自分には重くのしかかる話でありました。
後は片付けしている最中に参加者の方とお話できたのも良かったです。(食べているときは寿司に夢中だったのです。)

インターネットでは嫌なら忘年会なんかに行かなくても良いという風潮ではあります。
しかしこういう忘年会なら大歓迎なんじゃないでしょうか。
ちなみに自分の会社の忘年会については、参加費無料で超高級料理というパワー押しで来ているので、こちらも大歓迎です。

Written with StackEdit.

2019年12月5日木曜日

mikutterでマストドンを見るまで

こちらはフレカフェ&きりたん丼合同 Advent Calendar 2019の5日目の記事です。

ことの経緯

オープンソースカンファレンスでmikutterの話を聞き
その軽快なトークにすっかりmikutterを試したくてしょうがなくなってしまいました。
最近のバージョンであればマストドンをサポートしているとのことなので、
さっそくmikutterでフレカフェへトゥート!してみることにしたのです。

ですが、その道は思っていたより困難なものでした…

そもそもmikutterって何よ

とりあえず、(最新版は)twitterとマストドンのクライアント機能が入っているアプリケーションだと思ってください。
プラグインで自由にカスタマイズできるのが特徴らしいです。
実はtwitterクライアントやマストドンクライアントも実体はプラグインであり、
mikutter本体はプラグインを読み込むだけで機能は何もないらしいです。

なんとまあ。

インストール環境

  • ノートパソコン:いつ買ったのか覚えていないASUSの5万円しない安物
  • OS:Lubuntu 18.04 ※Ubuntuの軽量版
  • mikuter: 3.9.7
動きはしましたが、さすがに重いです。
このノートパソコンもそろそろ限界かなぁ。

mikutterの入手

Ubuntuならパッケージマネージャーで大抵のものはインストール可能です。
"mikutter"で検索すると発見できて、インストールも問題なくできました。
ですがバージョンが古かった。
これはマストドンが使えないやつです。
無念!アンインストールしときましょう。

ということでダウンロードページに行って、最新版のtar.gzを落としてきました。
展開すると"mikutter"というフォルダができるので、ホームに置くことにしました。
つまり"~/mikutter"という感じです。
ここで動くなら、他のお好みの場所に配置しても動くんじゃないでしょうか。(適当)

Rubyのインストール

mikutterはRubyで動いています。よってRubyが必要です。
ただ今回はパッケージマネージャーで古いmikutterを入れました。
その時点でRubyはいい感じに入っています。
まだ入っていない人は適当に入れましょう。
あ、今回のmikutterのバージョンでは2.4.0以上のRubyを入れないとダメらしいですよ。

Bundlerのインストール

mikutterはなかなか多くのパッケージに依存しているようです。
いちいち手動でいれていたらキリがありません。
そういうときはBundlerの出番らしいです。
Bundlerがあれば依存しているパッケージを一括でぶちこんでくれるとのことです。
はい、というわけで次のコマンドを打ちましょう。
(sudoコマンドは初回実行時にパスワードを聞かれるので注意。)
sudo gem install bundler

Bunderで全部のパッケージが入るまで頑張る

引き続きコマンドを打っていきます。
まずはmikutterのGemfileがある場所に移動しましょう。
今回なら次のような感じかな。
cd ~/mikutter
そしたらさっそくBundlerを使って、Gemfileを読み込んで依存パッケージを入れていきます。
コマンドだとこんなです。
bundler install
 ただこれ、途中で失敗してしまいました。
 たぶん最後の方に以下のようなメッセージが赤字とかで出力されているんじゃないでしょうか。
(赤字かどうかは使っているコンソール次第なので、文章から判断してください。)
An error occurred while installing (パッケージ名) ((バージョン)), and Bundler cannot
continue.
Make sure that `gem install (パッケージ名) -v '(バージョン)' --source 'https://rubygems.org/'`
succeeds before bundling.
これが意味するところは、パッケージをインストールしようとしたけど失敗したってことです。
これから何度もこのメッセージを見ることになると思います。

やったことはパッケージ名をgoogle先生に聞いて、
足りないと思われるライブラリをパッケージマネージャーで突っ込んでいくだけです。
ライブラリを入れたらまた"bundler install"を実行し、
違うパッケージで怒られたらまたライブラリを追加していくの繰り返しです。
足りないやつによっては、
エラーメッセージの中にヒントっぽいのを出してくれるのもあるようです。
パッケージマネージャーでインストールする以外の作業はないはずなので、
何とか探し当ててください。

本当は何を入れたら良いのか詳細に書ければ良かったのですが、
このときは記事を書く気は無かったので詳しい記録が残っていませんでした…
でも、ここが終わればあと少しです。

mikutterを起動してみる

苦難を乗り越え、"bundler install"が成功しました。
(したということにさせて!!)
ここまで来ればmikutter.rbを実行するだけです。

しかし、起動時にエラーメッセージが出てくることかと思います。
これは失敗…ではありませんのでご安心を、想定されていた挙動です。
確かこれはmikutterの開発者アカウントが凍結され、
twitterクライアントの機能が動かなかったというエラーです。
今回は使わないのでキャンセルして次へ進みましょう。

パッケージマネージャーで入れた古いバージョンでは怒られないのですが、
これはmikutterの作者とは別の開発者アカウントを入れてちゃんと動くようにしているみたいです。
つまり消し方があるのは分かってますが、今回は無視です。

フレカフェのアカウントを追加する

mikutterの左上に[+]ボタンがあるので、
クリックしてアカウントを追加します。

するとアカウントを追加ウインドウが開くので、
右上のプルダウンメニューで"Mastodon"を選択し、
[OK]ボタンをクリックします。

[サーバー]は"その他"を選択し、
[ドメイン]はもちろん"friends.cafe"ですね。
入力したら[OK]ボタンをクリックしましょう。

そしたらURLが表示されたボタンが出るのでクリックします。
ブラウザでフレカフェのログイン画面が開き、
ログインすると認証コードが表示されます。
それをmikutterの[認証コード]へコピーしたら、
[OK]ボタンをクリックしてアカウントを追加しましょう。

良いmikutterライフを!

これでmikutterにはいつものLTLが表示できるようになっているはずです。
誰がお気に入りやブーストしたのか、ひと目でわかるデザインをしてます。

参考画像はモザイクかけさせていただきました。
…フレカフェ民には丸わかりなような気がしないでもないですが気にしません。

やったね!
後はどんどんカスタマイズしていこう!



(…"bundler install"の手順でみんな詰むのでは?)

2019年11月30日土曜日

オープンソースカンファレンス2019東京秋に行ってきました

去年に引き続き、オープンソースカンファレンス2019東京秋に行ってきました。

今回はそこまで行く気が無かったのですが、
twitterでよく見かけるOS作っている方がセミナーやるらしいので行ってみることにしました。
見てきたセミナーの感想を垂れ流していこうと思います。

OSSライセンスを正しく理解するための 著作権入門

OSSライセンスを絡めていく感じで、
著作権の基礎について教わりました。
これが大変にわかりやすく、
気になった要点はガンガンツイートしたので見ていただけると嬉しいです。
ご本人様からもツイートに返信をいただき、感謝感激です。
この方のスライドは軽く見てみることをオススメします。

レガシーフリーOSに必要な要素技術―「はりぼてOS」との違い―

この方のセミナーを見たくて行った感じです。
30日でできるOS自作入門が出版された頃は32bitのパソコンしか無かった時代、そして今は64bitパソコン全盛期。
OSの作り方もそれに合わせて変わっていきました。
それがどう変わっていったのか、それを教わったのですが…まだこの本読んでないので話についていけませんでした。
無念!

2019年のmikutterを振り返る!mikutterのこれまでとこれから

今回のセミナーのダークホースでした。
昼食を慌ててかきこんで少し遅れて行ったのですが、それをこれほど後悔したことがあったでしょうか。
とにかく開発者のプレゼンが面白い!うまい!mikutterを使いたくなる!
帰ってからLubutntuに入れて使ってみました。
さすがにパワーユーザー用なのでインストールするのにも苦労しましたが、ひさびさに試行錯誤できて楽しかったです。

オープンソースデータベース GridDB とそのオープンコミュニティ活動

実は東芝が作っているとは知らずに聞きにいきました。
東芝がオープンソースのデータベースを開発していたとは…
その事実を知れただけで収穫でしたが、
単純なデータベースとしてもなかなか気になります。
どこかで時間ができたら触ってみたいですね。
Firebirdを思い出すな~(懐古厨)

Yahoo! JAPANのログ収集を支えるSchema-less columnar format “Yosegi” の紹介

一言で言えばJSON形式のログを効率よく保存したり、解析するための取り組みです。
どうやら木構造みたいにして効率を上げているみたいです。
大量にログが出力されるような環境では、こうした工夫が必要になるんですね。
しかもオープンソースで公開されている。ありがたい。

ビットコインの送金の仕方と仕組み概要

仮想通貨というか暗号通貨というか。
とにかく何となくしか知らなかったので、基礎の基礎から教えてもらえてありがたかったです。
送金すると手数料が発生することすら知りませんでいた。
なーるほど、若干とはいえ仕組みを維持している人にも入るってことなのですね。
意外なところでは自身のウォレットをパスワードではなく、自動的に決定されたパスフレーズの組み合わせを覚えておく形式は先進的だと感じました。
やはりユーザーにパスワードを決めさせる仕組み自体が問題なのでは…

婚活の本音と最近の事情 ~ あなたに必要な婚活を一緒に考える~

オミカレという婚活パーティー情報をまとめているサイトの開発者のお話でした。
うん、まあ、しっかり自己分析して、1回で諦めずに頑張れって感じかな。
せっかくセミナー聞いたし、チェックはしてみようかな。

まあ何だかんだ楽しかったなぁ。
また来年も予定が空いてれば行きたいです。

Written with StackEdit.

2019年11月27日水曜日

今更の二段階認証

やろうやろうとずっと先延ばしにしていたのですが、
ようやく突破されたらまずいアカウントの二段階認証をまとめて有効にしました。

別に何かきっかけがあったわけではありませんが、
これから色々と動くならやっておいた方が良いと思った次第です。
自分だけは大丈夫だと思っていると、
思わぬタイミングで足をすくわれかねません。

あとは自宅のパソコンが壊れてもパスワードが紛失しないように対策しました。
こちらはより確率の高い脅威と言えます。
そこそこ使い込んでいるので、
突然故障しても不思議ではありません。
(自作PCですし、ブルースクリーンも何度か起こしています。)

自分が言えた立場ではありませんが、
この記事をご覧になった方でまだの人はやっておくことをオススメします。

2019年11月15日金曜日

入間航空祭2019に行ってきました

去年に引き続き、今年も入間航空祭に行ってきました。
なんだかんだで違いが色々あったので、忘れないうちに記事にしておきます。

前回はブルーインパルスだけを見に行ったのですが、今回は早めに行って色々見て回ることにしました。
それでも入場の混み具合は変化なし。
このペースが正午まで続くと考えると、航空祭を見に来る人がどれだけ多いのか思い知らされます。

まずは人混みを避けるようにたどり着いた美術展です。
自衛隊の隊員や、その関係者の方の作品が飾られているとのことです。
身内作品と侮ることなかれ、じっくり見て回りたい作品が多数展示されていました。
写真や絵画、陶芸に書道、バラエティに富んでいるのも見て飽きません。
隠れた名所を見つけた気分です。

展示のメインの航空機も結構見て回りました。
そんなに詳しいわけではないですが、間近で見るだけで心が踊ります。
他にもコクピットの脱出機構がついた座席とか、航空機のエンジン、災害救助時の装備一式とかも見ました。
長い行列に並べば実際に輸送機の中を見学したり、訓練機のコクピットに座ったりもあったみたいなのですが、今回は諦めました。

そして目玉の航空ショー、パラシュートの降下訓練は今回始めて見たはず。
短い間隔で降下するのはすごい技術なのはわかるのですが、残念ながら地上からは小さくて様子が分かりませんでした…
ブルーインパルスに関しては天候の問題でフォーメーションの組み換え飛行だけとなりました。
リハーサルでは他にも色々練習していたらしいので、見学者以上にパイロットが残念だったかと思います。
そこは来年に期待です。

最後にベストショットを貼り付けて、感想を締めくくろうと思います。

2019年11月11日月曜日

読書会に参加してみました

最近になり読書会なる集まりが存在すると知り、興味本位で参加してみることにしました。
きっかけは読書という活動をシェアしたいというニーズがあるんじゃないかという疑問からでした。
なら実際に動きがあると思い調べてみると案の定、全国で読書会が開かれているじゃありませんか。
そんなわけで、その中でも本のテーマの縛りが緩そうなところを選択してみることにしました。

その読書会の流れは以下のような感じでした。
1・読書会の説明
2・自己紹介
3・持ち込んだ本の紹介
4・小休止
5・アンケート
6・(希望者のみ)懇親会

自分は参加者の意表を突こうと思い、奇書として有名(?)なセラフィニ写本を用意しました。
目論見は成功し、誰も見たことも聞いたこともなく、それでいてそこそこ好感触を得ることができました。(裏で誰かにSANチェックが入ったかもしれませんが。)

他の方の本は、ビジネス書や啓発書が多い感じでした。
まったく知らない本ばかりで自分の無知さを再確認することはできましたが、同時にもっと遊び心を持って欲しい感じもしました。

そういう発想をする時点で、自分は変わり者なのかもしれませんね。

写真は読書会の終わりに持ち寄った本を撮ったものです。
自分の本が目立ちすぎる…

2019年10月17日木曜日

Bloggerアプリが新しくなったらしい

前の投稿でスマートフォンを機種変更したことを書きました。
実はその新機種でBloggerのAndroidアプリを起動すると、古すぎてうまく動かないかもしれない的な警告が出ていました。

これはそろそろスマートフォンからの投稿は需要がないのかと思っていた矢先、
なんと今週あたりにBloggerアプリが更新されているのに気がつきました。
起動してみるとUIも一新、まるで別のアプリです。
思わず試したくなって筆を取りました。

需要、あったんだね。(ほろり)

2019年9月17日火曜日

機種変更しました

先週の話ですが、スマートフォンを機種変更しました。この記事は新しいスマートフォンで書いてます。

以前のスマートフォンは購入からそこそこ経過していて、最近は何をするにも容量との戦いを強いられ、どのアプリを動かすにも処理落ちとの戦いを強いられ、さらにバッテリーの残量との戦いも強いられる毎日でした。

購入したのは京セラのTORQUE G04です。前はTORQUE G02だったので、単純に後継機になります。イヤホンジャックが無くなったのは少し面倒ですが、qiが変わらず使えますし、指紋認証ができるようになったのは大きいです。そして何よりも最新機種なので、大抵のアプリがサクサク動きます。もう何も怖くない!…と言いたかったですが、バッテリーが少し不安ではあります。

ゲームで外でやる必要がなさそうなのは、BlueStacksを使いパソコンでやるようにしてしまいました。これでかなり快適になったはずです。しばらくはこれで様子を見てみることにします。

2019年8月27日火曜日

体調不良のジレンマ

先週の木曜日のことです。
治りかけていた咳が突然ぶりかえし、決めていた曜日タスクがまるでこなせなくなってしまいました。
タスクをこなそうと夜ふかししたのが原因かもしれません。

しかし参りました。
タスクが習慣化するまでには夜ふかしが避けられない日もあるでしょうし、仕事が遅い日は習慣化も何も関係なく夜ふかしになります。
自分で決めたタスクはちょっとでもこなしたらそれで良いとしていますが、どうしてもきりの良いところまでやると時間が伸びてしまうのです。
(特に小説、絵、プログラミングが顕著です。)
そして体調不良になって途切れてしまう…これは良くありません。

ちょっとこの反省点から、タスクの修正が必要なのだと思われます。
咳が長引くのはシャレにならないので。

Written with StackEdit.

2019年8月16日金曜日

ウェブ・セキュリティ試験を受けました

もう結構日にちが経過してしまいましたが、ウェブ・セキュリティ試験のベータ試験を8月4日に受けました。

ある日twitterで応募が始まっていることを知り、ギリギリ滑り込むように申し込みを行いました。
そこから体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方を購入し、勉強を始めていきました。

自分の仕事としては、そんなにWebセキュリティに関わっているわけではありません。
ただ今後のことを考えると知っているべき知識であると捉えていまして、今回の試験は良い機会だと思ったのです。
(まあ個人活動でJVN#61972596を見つけた人ではありますが…)

そうして自分のパソコンに各種ツールをインストールし、実際の動きを見ながら少しずつ勉強を進めていきました。
しかし試験の数日前、急遽体調が悪化、夏風邪をひいてしまったようです。
身体の平衡感覚がおかしくなりながらも、実習はあきらめ座学だけはかろうじて進めていきました。
できれば2周ぐらいしたかったですが、1周読むのが精一杯。
何とか当日までにギリギリ治すことができましたが、ほぼグロッキー状態で挑まざるを得ない状況でした。

試験内容は…まったく自信がありません。
もう一度勉強して試験すれば、合格できそうな感触はあります。
実際の試験が始まったら再受験も検討…
いえ、それ以前にベータ試験の中で唯一の不合格者にならないかが不安でしょうがありません。
採点者にしか分からないことではありますが…ふう、忘れましょう。

体調が万全なら合格したかと聞かれると微妙ではあるのですが、悔やまれるのは確かです。
この悔しさをバネに、上位資格が出たらそちらも狙えるように勉強していきたいです。

Written with StackEdit.

2019年7月29日月曜日

技術書同人誌博覧会に行ってきました

以前行った技術書典と同じような感じで、
技術書同人誌博覧会というイベントが開催されると知り行ってきました。

2019年7月27日土曜日

曜日タスクを始めて一週間

曜日タスクを設定してから、一週間と少しが経過しました。
その経過を報告しておこうかと思います。

  • 月:執筆→結果:△
  • 火:掃除→結果:◯
  • 水:読書→結果:△
  • 木:絵を描く→結果:◯
  • 金:ブログ→結果:◯
  • 土:プログラミング→結果:△
  • 日:運動→結果:◯

△は一日遅れがあったタスクです。(深夜にこなした場合はセーフ扱いです。)
まだまだ習慣と言うには程遠いですが、生産的な活動が出来ている手応えはありました。

次週もこのローテーションでやってみることにします。

Written with StackEdit.

2019年7月19日金曜日

古い.NET Frameworkでスレッドのデフォルトカルチャを変更する

.NET Framework 4.5から、CultureInfo.DefaultThreadCurrentCultureCultureInfo.DefaultThreadCurrentUICultureというプロパティが存在します。
これを設定しておくと、新しいスレッドを生成したときのカルチャを変更することができます。
逆にいうと、これより古いバージョンでは新しいスレッドのカルチャを変更する機能が提供されていなかったのです。
完全に自分で書いたコードであれば、スレッドの処理開始直後にカルチャを変更する方法で逃げることができました。
しかしライブラリの裏でスレッドを生成されると厄介です。
カルチャを変更したいときに手も足も…いえ、方法はありました。
リフレクションで無理やり更新してしまえば良いのです。
というわけでクラス内部のメンバを調査し、書き換えるコードを用意してみました。

2019年7月17日水曜日

曜日タスク

以前twitterでツイートしたことがあったのですが、曜日ごとにタスクを設定することにしました。
その曜日に設定されたタスクは、ほんのわずかでも良いのでやるようにします。
そうすればきっと、少しずつでも前に進めることでしょう。
まったく進まないよりかは遥かにマシです。


ということで、ひとまず決めたタスクは以下の通りです。
進捗は可能であれば何らかのSNSに記録しておきます。

曜日タスク

  • 月:執筆
  • 火:掃除
  • 水:読書
  • 木:絵を描く
  • 金:ブログ
  • 土:プログラミング
  • 日:運動

デイリータスク

  • 英語

今は水曜日の深夜、仕事して帰ったら読書しなければならないということです。
読書はStudyplusへの記録となるでしょう。
またこれは最低限のタスクのため、曜日タスクを達成したのであれば、他の曜日のことをしても構いません。

…続くといいなぁ。

Written with StackEdit.

2019年7月15日月曜日

JogNoteに登録しました

このブログのマイリンクに、JogNoteを追加しました。
これは運動を記録するSNSになります。

実は定期的にプールで泳ごうかと思いはじめまして、その記録をつけるために登録した次第です。
他にも運動する機会があれば、こちらに付けていく予定です。

いやあ、それにしても身体が悲鳴を上げている気がします。
慣れるとは思うのですが、しばらくは苦難の道となりそうです。
…続くんでしょうか?

Written with StackEdit.

2019年7月10日水曜日

Markdownで書いてみました

最近はQiitaで何か記事を書こうと思っているのですが、なかなか一歩を踏み出せないでいる今日このごろです。

Qiitaで記事を書こうと思ったのは目立ちそうだとかそういう理由もあるのですが、何と言ってもMarkdownで記事が書ける点にありました。
しかし何ということでしょう、BloggerでMarkdownを使えるという記述があるじゃないですか。
というわけで、このあたりの記事を参考してMarkdownで書いてみることにしました。

やはりMarkdownは軽快、かつリアルタイムで素のテキストと整形されたテキストが確認できます。
この記事ではMarkdownの機能を全然使ってはいませんが、まずはお試しお試し。色々試してみてこちらの方が良さそうであれば、記事のエディタを移行してしまおうかと思います。

Blogger使いの方はぜひお試しを…ってオススメできるほど試すのはこれからでした。

2019年5月8日水曜日

iKnowを再開しました

何年かぶりに、ようやくiKnowを再開することができました。
と言っても、たった10分程度ですが。
でも元々それくらいのペースなので、十分再開と言えます。

2019年4月30日火曜日

friends.nicoがサービスを終了しました

4月28日(日)、ひとつのSNSがサービスを終了しました。
名前はfriends.nico、ニコフレなんて呼ばれていたでしょうか。
マストドンのインスタンスのひとつであり、
ニコニコ動画が運営していたという特徴があります。

2019年4月22日月曜日

理化学研究所の一般公開を見に行きました

Twitterかどこかで一般公開されていることを思い出し、
久しぶりに行ってみることにしました。
前回行ったときは高校生のとき、
そのときはそこまで人気が無かったと記憶しています。
(記憶違いだったら申し訳ありません。)
確かいくつかの研究成果を見てさっと帰ったのではないでしょうか。

今回ははまず和光市駅の時点から違います。
ニホニウム通りができていますし、
それ以外の部分でも理化学研究所までの道筋が整備されていました。
さらに直通のシャトルバスが…いえ、これはもしかしたら前回もあったかもしれません。
自分はニホニウム通りが気になったので、
徒歩で向かうことにしました。
そこまで距離がなさそうでしたし。
一点注意していただきたいのは、
ニホニウム通りは何回か歩道橋を渡る必要がありました。
大した段数ではありませんが、
人によっては素直にシャトルバスを利用した方が良いと思います。

そして混雑とまでは行きませんが、
かなりの参加者を確認できました。
こんなに人気のあるとは…ニホニウムを功績なのかどうかはわかりません。

来ていた客層は主に4種類くらいだったように見えました。

  • 学生
  • 家族連れ
  • 高齢者
  • 科学に興味がありそうな人
土曜日だというのに学生服で歩いている参加者が多くて驚きました。
学校単位で見学が組まれていたのかもしれません。
まだ低年齢向けのイベントも多くあり、
それ目当ての家族連れも居たようです。
そして参加者の増加に合わせてなのか、
売店も相当数あったようです。
これもう立派なアトラクションなのでは…?

自分はというと、
スーパーコンピューターを間近で見たり、
「さらなる新元素を求めて」という講演を聴いたりしていました。
行ってみて後悔したのは、
これは誰かと色々語り合いながら見るべきイベントだったということです。
真面目に誰かを誘うべきでした…来年は気をつけるとします。


科学に興味の無い方でも、
ぜひ気軽に参加してみてください。

2019年4月16日火曜日

技術書典6に行ってきました

去年どこかで聞いたことあるような…
そして今年になってどこかで聞いたので慌てて調べて…技術書典に行ってきました。

今回が初参加となります。
いつか薄い本を買うとは思ってましたが、
まさかコミケではなくこのイベントになるとは…

今回から午前中に行くと1000円必要とのことで、
これは1000円で快適さが買えるかも…いえ、自分もイベントに行こうとしているものの端くれ、同じことを多くの人が考えていることは分かっていました。
…ただ数千人が開場前に集結するのは完全に予想を超えていました。
壊れる!文化会館壊れる!割と本気でそう思いました。

もちろん文化会館は壊れず、
ややすし詰め気味に会場の中に入ることができました。
最初はスポンサー企業のブースで、無料で色々配られていたみたいです。
いくつかは確保したのですが、今になった思えば全部もらうべきでした。
流れが激しくて企業ブース周辺には戻るに戻れなかったんですよね。

そして一般ブースの数のすごいこと、
みんなそれでもガンガンサンプルを読んで、
買うときはさっと買っていきます。
自分は慣れていないので、
そこそこ興味のあるやつはタイトル買いしちゃいました。(後悔はしていませんが。)

出口付近では各ブースのサンプルがずらっと置いてあるので、
そこでよく読んで買いに走るということもできます。
ただ序盤はかなり混んでいたので、
この方法で買ったのはせいぜい1冊か2冊でした。

さすがに最初の1時間で売り切れるのはよほどの人気同人誌に絞られるので、
慌てず騒がずゆっくりと行って、
ちょっと落ち着いたあたりでブースを見ていった方が楽しめたかもしれません。
もしくは完全に狙いのサークルを絞るかでしょうか。

来年もぜひ行きたいので、
今回買った同人誌はしっかりを読んで、
もっと難しい同人誌を買えるようにしていきたいです。


吹奏楽 de ブラボーフィガロを聴きに行きました

今度は早いうちに感想を書くことができました…

前回のオーケストラでFF6は一周したかな~と思いつつも聴きにいった数日前。
そんな考えはFF6を一周だけして知った気になっているのと同じ、
薄っぺらい理解だったのです。
全体的な構成は変わらずとも、
語り尽くせなかった部分を補完しつつパワーアップしていたのです。

今回の演奏はフィガロ城ではなく、
ドマ城の復興記念ということでドマ城。
ややカイエンにスポットを当てた形となっていました。
パンフレットで前回と今回のシナリオを見比べてみると、
カイエンの最後の必殺剣の習得イベントが入っていることに気が付きます。
FF6は群像劇なので、誰にウェイトを置くかで構成も変わるんですね。
なるほど~(感心)

ただショックだったのは、前回ルート分岐の仕掛けに興奮していたため、
直後の幻獣防衛戦を表現しきれていなかったことを見落としていたことに気がついたことです。
あそこは一度散った仲間が集まって3パーティーで戦う、
崩壊前でも大きなイベントだというのに!
(最近ここでとんでもないバグが見つかったことには目をつぶりつつ。)

う~ん、FF6好きを探し出して一緒に行くべきでした…
これは語り合う誰かが欲しい。

2019年4月11日木曜日

オーケストラ de ブラボーフィガロを聴きに行きました

もう1月末の話ではあるのですが、
時間がかかってもこれは記事にしたいと思っていたので今更ながらまとめました。

きっかけは飛空艇バグで有名なあるお方のツイートから知りまして、
延々とティラノサウルスとブラキオレイドスを狩っていた身としては「これは行かなければなるまい」とチケットを予約したのです。
人混みはあまり好きではありませんが、FF6は発売してから20年以上経過していますし、さすがにそこまで多くは集まるまい。
そう思っていた時期が、自分にもありました。
いやあ、まさかあんなに大きなホールが満員になるほど人が集まるとは思いませんでした。
これだけの人数がFF6オンリーのオーケストラを聞きに来ている…!
(よく考えたら自明なのかもしれませんが、)それだけでも軽い衝撃と言えました。

そして肝心のオーケストラ、自分は最初、粛々と曲を演奏していくような進行を想定していました。
それは間違い、大間違い、自分は大馬鹿者でした。
言うなればオーケストラの名を借りた壮大なエピローグだったのです。
瓦礫の塔でケフカを倒していくばくか、仲間たちはフィガロ城に集い、音楽と共にそれまでの道筋を振り返る…
自分はまさに伝説の英雄譚を聞きに来た観客となっていたのです。

あれは…良いものでした。
自分の稚拙な語彙では表現しきれないほどに。
こんなことならもっと布教すべきでした。


…おや?2019年4月13日(土)、今度は吹奏楽 de ブラボーフィガロがあるそうですよ。
なんとまだ受付中!行かな!

2019年3月17日日曜日

Google Analyticsについて

最近某所で話題となっていたGoogle Analyticsの使用を宣言する旨の記述が無かったので、
自己紹介文の欄に追加しました。
まずは記述が抜けていたことをお詫びします。
Bloggerでは標準機能だったので油断していました。
有効にしたらどこかに記載が出るようにしてくれればいいのに…

と言っていても仕方がありません。
Google Analyticsの使用目的についてお話します。
目的は単にあるから使ってみたかっただけです。
たまに思い出して結果を眺めていることがあります。
今のところそれ以上の用途はありません。
…なんだこの駄文。

まあページがあまりに重くなるようなら外すかもしれません。
これからも気にせず駄文を読んでいただけたら幸いです。

2019年2月28日木曜日

仙境異聞の現代語訳を読んでみた

もうとっくの昔にブームは過ぎ去ってしまっていますが、
仙境異聞の現代語訳が出ていたので読んでみることにしました。

2019年2月26日火曜日

ハイコンテクスト化への対抗策

オタク的な用語を検索すると、ピクシブ百科事典ニコニコ大百科がヒットすることがあります。
それぞれピクシブとニコニコ動画専用の百科事典です。
その記事数は膨大であり、管理には多大な労力が必要であることが伺えます。
しかし世の中にはwikipediaだってあるのに、どうしてわざわざ独自の百科事典を作ろうとするのでしょうか?
そこまでの労力を費やす価値があるのでしょうか?

自分はこの百科事典が、ハイコンテクストへの対抗策なのではないかと予想しています。
ピクシブもニコニコ動画も、その中で独自の文化が産まれ、外から見たらなんのことかさっぱり分からない事があります。
同じサイト内であっても、ジャンルが違えばもはや別世界なことだってあります。
このような状態を放置してしまうと、いわゆる内輪ネタで占められてしまいます。
これでは新規参入者にとってつまらないものになってしまい、そのサイトの成長が止まってしまいます。
かと言って、発展した文化を摘んでしまっては、そのサイトの特色も失われてしまいます。

そこで登場するのが、そのサイト独自の百科事典です。
ハイコンテクストの問題は、コンテクスト化が言語化されていないことにあります。
言語化されていないので、いわゆる空気を読む必要があり、それが新規参入者を阻むのです。
それが百科事典という形で文書化されれば、完全とはいきませんがコンテクストを短時間で理解することが可能になります。
どこぞには半年ROMれなんて言葉がありますが、そこまで待つ必要が無くなるのです。
それは百科事典を運営するだけの価値があるものだと判断されたのではないでしょうか。

これはハイコンテクスト化している集団全般に当てはまることです。
百科事典が唯一の解法だとは思いませんが、成長のためには何らかの対策が求められることでしょう。
もしも似たような問題を抱えているようであれば、何か参考になるかもしれません。

2019年2月20日水曜日

墓に持っていく言葉はどうしたってある

以前カーネギーの「人を動かす」という本を読んだことがあります。
そこでは感情的な発言をする前にひと呼吸置き、本当に発言するべきかよく考えろ的な事が書いてあったと記憶しています。(うろ覚え)
確かアメリカの大統領の例で、感情的な文章になった手紙を結局送らないままにしたのが机から見つかったとか何とか。

これは日本的な言い回しをすると、墓まで持っていくつもりの内容が掘り起こされてしまったのだと思います。(他の国にもあるかもしれませんけど。)
常に模範となる発言をするよう心がけていると、自然と発生してしまうのかもしれません。
一体これまでどれだけの言葉が、土に埋められていったのでしょうか。

自分もつい感情的になってしまいそうになることがありますが、おおよそは飲み込むことができたと思います。
後はこれをお墓に埋めるそのときまで、こっそりどこかに隠して置きたいものです。

2019年1月23日水曜日

技術的負債は致命的だけど致命的じゃない

ソフトウェア開発の色々な法則について調べていたときのことです。
ふとコンウェイの法則が目に止まりました。

コンウェイの法則とは、
「システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう。」
という法則です。
これが言いたいことは、例えば官僚主義的な組織がソフトウェア開発を行うと、
出来上がったソフトウェアもどこか官僚主義的になる…という具合です。

コンウェイの法則そのものは前から知っていましたが、
今回は技術的負債と組み合わせを考えついたのです。

技術的負債とは、
「いきあたりばったりの開発を続けていくと、ソフトウェアの保守にかかるコストが、借金の利息のように雪だるま式に増えていく。」
という比喩表現です。

つまり…

  1. 何らかの問題を抱えた組織が、ソフトウェア開発を行う。
  2. コンウェイの法則により、組織の問題がソフトウェアに反映される。
  3. ソフトウェアに反映された問題が、技術的負債を生み出す。
  4. 保守を続けていても、コンウェイの法則がある限り技術的負債が再生産される。
という連想ゲームを考えついたのです。

これが発生してしまうと、表面的な問題は技術的負債ですが、
本当に解決すべきは、開発している組織の構造なのです。
組織の構造が解決されない限りは、
例え技術的負債を一時的に返済できたとしても、
技術的負債はすぐに溜まってしまうのです。

技術的負債を生み出すのはプログラマーのレベルの低さにも起因していますが、
そもそも低レベルのプログラマーしか集められない組織だという考え方もできます。

そう、技術的負債は致命的だけど、本当に致命的なのはそこでは無い…のかも?